「25歳は女の子じゃない？」若さが価値のすべてではないことを女性たちこそ自覚しよう
某化粧品会社のCMが、セクハラということで放送中止になったそうですけど
なんで世間っていまだに女性の働き手を「女の子」みたいに扱うんでしょうね？
ま、私が働いていた会社の中にも「女はコピーとお茶汲みだけしていればよし」っていうおじさまが実際にいました。
女は若い方が偉いのか？
今日言いたいのは、おバカなおじさんのことじゃなくて
私たち女性の中にも「若いほど偉い」みたいな考えがなんとなくないかな？ってこと。
そりゃね、私だって「50歳に見えない！」って言われれば嬉しいのは事実ですよ。
オバハンって言われるよりね。
女性の中でさえ、若い人が偉い、という風潮がないだろうか？
でも、子育て現役（まだ現役ではあるけれど）時代に、子どもを通じて会ったママたちの中にいたころよく思っていたこと。
子どもが同じ学年でも、ママ同士は年齢差があることもあるでしょう？
そういう時に、若い方の人がドヤ顔してる場面に遭遇していたり、
逆に、ちょっと年齢がいってから産んだ子ども、だったりした人が
「私はもう若くなくて」みたいに恐縮してるのを見たことが少なからずあった。
その時は、なーんか違和感でね。
私は第一子を３０歳で産んでるけど、当時は別に遅くもなければ早くもなかったと思う。
いまは３０歳で出産していない人なんて普通、なんでしょうね。
で、私が思ってたのは「だれだれちゃんのママより年上だからってそれが何？」って。
例えば、ママになったのが40歳だった場合
それだけ社会で経験してきた時間が長いってことじゃない？
でも20歳でママになった人は社会経験があんまりないはず。
あっても短いでしょうね。
ということは、40歳でママになった人は、社会人としての経験が強みのママなんですよ。
若くてピチピチじゃないかもしれないけど、子どもに教えてあげられることがいっぱいありますよね。
社会のこと、自分のことを。
だから、子どもが同い年で、ママ同士には20歳の差があったとしても
「どっちが偉くてどっちがダメ」ってないはず。
なのになぜか、若い方の人だけがドヤ顔みたいな。
若いからダメ、若いから偉い、ではない
ここで誤解して欲しくないのは20歳でママになった人がダメって言ってるわけじゃないです。
若くたって、しっかりしている人を私は知っていますし。
でも、いま若くたって、時間は平等に流れるわけだから
「あたし、若いの（ドヤぁ）」
っていうのだけを自慢してるんだとしたらそれは違うよね、ということですわ。
そして「もうトシだから・・・」って自分を卑下するのも違うよね、ということ。
年齢を重ねてきたからこそ、若い時にはわからなかったことがたくさんあるはずなんです。
アラフィフって、昭和時代は「人生終盤」みたいなイメージがあったけど、
いまは昭和も終わって平成も終わって、令和の時代でございます。
人生100年、と言われている時代でございます。
50代なんて、一生を１年で考えた時の午後２時くらい、なんじゃないでしょうか？
まだまだ挽回できますよね、きっと。
私は、年齢に関係なく目の前のことを一生懸命にやってる人が好きです。
やりたいことをあきらめたくない50代女性に向けて、メルマガを発行しています。
無料で読んでいただけますので、ぜひご登録ください。
